指導要綱

ごあいさつと指導目的

ラグビーは自分勝手じゃパスはつながりません。仲間の分までタックルしてやるという気持ちがないと勝てないし、いい選手になれない。
一つのボールをみんなで繋ぐところが素晴らしい。繋ぐためには、大人になっていくしかない、パスというのはボールに夢を託すものです。

昭和の子どもがそうであったように、遊びながら運動能力を開発していきたいという思いと、アメリカなど海外の国々がそうであるように、少年期に様々なスポーツにも複合的に取り組むことで巧緻性を身に付けてほしいという考えをもとにラグビーも中学、高校と上の段階に進んでもプレーを続けられるよう、ゴールデンエイジといわれる小学校高学年のうちに正しい体の使い方、動かし方を覚え基礎を固めることに主眼を置きます。
今の子どもは外遊びで体を動かす機会がとても少ないです。スマホやテレビゲームをしてじっとしていることが多いので体が固くなり、運動すると余計な負担がかかってしまいます。
昔の子どもは外遊びで駆け回っていたんで体幹が鍛えられたし、体の使い方、動かし方も自然と覚えることができました。
でも今の子は体幹の鍛え方や股関節の動きとかを教えてあげないと、体の使い方、動かし方がわかりません。
体の使い方、動かし方を覚えた上で、パス、キック、タックル、オーバーの正しい基本動作を取得していきます。
ラグビーを辞めたり、嫌いになったりっていうのはとても残念なことです。
どうやって増やすか考えることも大事ですが、途中で辞めてしまう子を減らすことも真剣に考えていかなければなりません。
松戸少年ラグビースクールのジュニア向けの指導がラグビー界の発展のためでもあるのです。

指導部長 涌井潤

基本方針

① 大きな声で挨拶 「品位」
② 約束を守る 「規律」
③チームスポーツを通じて仲間を大切にする 「結束」
④ラグビーは一人では出来ません、関わる方全てに感謝の気持ちを持つ 「尊重」
⑤日々の練習を積み重ねを情熱を持って取り組み伝統の展開ラグビーをする 「情熱」

品位・規律・結束・尊重・情熱

ラグビー憲章をベースにラグビーを通じて子供達が学び成長につなげて欲しいと思います。
ラグビー憲章はプレーをする選手だけではなく関わる全ての人に共通する価値観です。
ラグビーが持つ人間形成に資する特徴でもありますので、スクールを通じて保護者の方も是非この機会にプレーだけではなくラグビー憲章に触れて下さい。
日本で開催されたラグビーワールドカップでJAPAN(ラグビー日本代表)が掲げたONE TEAM が正にラグビー憲章の姿だと思います。
ラグビーに関わる全ての人々に共有してほしい価値観です。全員が心を一つに一体感を持つ、すなわちOne Teamとなるための最も基本となる考え方、価値観です。